地域の健康づくりのために 折り鶴は1919年(大正8年)の創業以来、「地域密着・お客さま第一主義」を掲げ、時代時代に応じて常に新しい薬局づくりにチャレンジし続けてきました。 創業当時は自主製剤が主流で、福島に配達に伺うほど人気がありました。その後は医薬品の販売、群馬県庁での生協薬品部など、主軸の商品は変化しながらも地域の人々の生活に密着し、病気の治療・予防に取り組んできました。近年では地域での健康イベントや地域初となるドライブスルーの設置など健康支援の新しい形を提案しています。2013年には自社製品「繭石鹸」を開発。グループ店舗間だけでなく、全国のさまざまな薬局での取り扱いもあり、日本全国の健康支援への挑戦が始まりました。
〈沿革〉
1919年
9月
向町(現平和町)に救命堂井上薬局開局
1964年
9月
群馬県庁より用命を請け、OTC医薬品を軸とする生協薬品部開局
1998年
11月
おりづる調剤薬局を開局
1999年
10月
有限会社 折り鶴薬局グループを設立
2001年
4月
地域初のドライブスルーを導入した、もものせ調剤薬局開局
7月
「多店舗管理の為の本部システム」導入
10月
職員の質向上を目的とする社内薬事研修を開始
2002年
5月
業務のスリム化に伴い、群馬県庁生協薬品部を閉店
2003年
7月
おおご調剤薬局を開局
2004年
10月
携帯電話を利用した休日・夜間の薬歴管理を実現
2005年
1月
サンライズファーマシーを開局
7月
薬剤師のスキルアップのためe-ラーニングを活用した教育サポートを開始
2006年
5月
在庫管理用ハンディーターミナルシステムを採用
2007年
6月
医薬品の安全使用のための業務手順書作成
9月
調剤薬局元気の森を開局
11月
介護施設における薬剤管理活動を開始
2009年
10月
井上薬局 創業90周年記念式典を開催
12月
本部移転(平和町→西片貝町)
2010年
1月
OTC管理のためのレセコン連動型メディカウンター全店設置
5月
訪問薬剤管理センター(本部内)を設置
2013年
6月
株式会社 折り鶴に組織変更
繭石鹸を販売開始
2014年
2月
一般財団法人 ぐんま地域医療推進財団設立
2016年
3月
第一回折り鶴カフェ(認知症カフェ)を開催
これから求められる薬局づくりを
代表取締役 井上 拓民
今後、高齢社会の中で、薬局が「健康のプラットフォーム」となることを目指しています。地域医療への貢献、未病の方への情報発信、周辺業種と連携した健康増進活動など、地域に本当の意味で必要とされる薬局でありたいと思っています。その上で大切なのは、やはりそこで働く人。薬局の仕事はお客さまの弱みを見せていただくことで成り立つ仕事といえます。薬や健康のプロフェッショナルであることに加えて、生涯のパートナーとして信頼される、魅力的なスタッフが欠かせません。魅力あるスタッフ一人ひとりのよさを生かして、それぞれの挑戦を応援できる、そんな魅力的な職場を実現させます。
また、折り鶴は2014年に一般財団法人「ぐんま地域医療推進財団」を立ち上げました。優秀な医療スタッフ育成のための奨学金支給や地域の人々の健康増進を目的としています。このような活動も、いかに地域に貢献できるかという視点でさまざまな方向に伸ばしていく所存です。