5月5日は何の日?
2016.05.17
 こんにちは。管理栄養士の杉浦友紀です。5月5日はこどもの日ですが、実は薬の日でもあるそうです。それは今から千年以上も昔、推古天皇が薬草などを採集する「薬狩り」を行ったのがこの日であったのが始まりだそうです。
 その後、「薬狩り」は毎年実施されるようになりました。また、取れた薬草(主に菖蒲やヨモギ、笹の葉など)を利用して菖蒲湯に浸かったり、笹の葉で包んだちまきを食べたりして、無病息災を祈る行事に発展しました。現在でも、5月5日にはスーパーやお花屋さんで菖蒲を置いているところも多いです。
 今年の5月5日は、こどもの成長と家族全員の健康を祈る行事として、菖蒲湯や、ヨモギをつかったお餅などを楽しんではいかがでしょうか。

○ヨモギ餅の作り方
材料…ヨモギ30g、水100cc、もち米2合、あんこ200g、片栗粉適量
作り方
1) もち米を洗い、炊飯器に入れ、「おこわ」の2合の目盛りまで水(分量外)を入れ、炊飯する。
2) ヨモギを水で洗い、沸騰した湯で1〜2分茹でる。
3) 流水につけて冷まし、軽く絞って水気を切る。
4) ミキサーにヨモギと水を加え、滑らかなペースト状になるまで撹拌する。
5) 大きめのボウルに炊いたもち米とヨモギを入れ、麺棒で米のつぶつぶ感がなくなるまでつく。
6) 片栗粉をまんべんなく引いたバットに餅を入れ、餅全体に片栗粉をまぶす。
7) あんこを3cmくらいに丸め、餅で包む。(べたつくので、手や餅に片栗粉をつけながら)

参考 http://www.eisai.co.jp/museum/curator/column/030509c.html
レシピ http://food.kihon.jp/event/2582