予防・生活習慣
貧血とは、ヘモグロビンの減少により体内が酸素不足の状態になることです。貧血のなかでも最も多いのが「鉄欠乏性貧血」であり、慢性出血や鉄の摂取不足が原因となって起こります。今回は、この鉄欠乏性貧血に焦点を当ててご紹介します。
鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があり、その大きな違いは体内への吸収率にあります。
ヘム鉄:吸収割合 23~35%
非ヘム鉄:吸収割合 5%程度
日頃の食事から取り入れたい、鉄を豊富に含む食品の代表例です。
動物性食品(ヘム鉄)
レバー
赤身肉
かつお
あさり
植物性食品(非ヘム鉄)
小松菜
ほうれん草
納豆
たまご
鉄分は、一緒に摂る栄養素や飲み物によって体内への吸収率が変化します。
ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂る(吸収UP)
ビタミンCやたんぱく質などと一緒に摂ると吸収が高まります。
ビタミンCは果物や野菜(パプリカやブロッコリーなど)、たんぱく質は魚、肉、卵に多く含まれています。
胃酸の分泌を促す調味料・食材を取り入れる(吸収UP)
鉄の吸収を高めるため、胃酸の分泌を促す柑橘類やお酢を摂取することが効果的です。
タンニンを含む飲み物に気をつける(吸収DOWN)
コーヒー、緑茶、紅茶には鉄の吸収を阻害するタンニンが含まれているため、食事中や食後の大量摂取は避ける必要があります。
毎日の食事で鉄分をしっかり摂り、貧血にならないように注意していきましょう。