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沈黙の臓器”肝臓”

予防・生活習慣
沈黙の臓器”肝臓”

皆さんはご自身の「肝臓」の健康を意識したことはありますか? 今回は、沈黙の臓器とも呼ばれる肝臓の働きや、肝障害のリスク、そして肝臓をいたわる食事についてお伝えします。

沈黙の臓器と呼ばれる理由

肝臓はとても強く、大半が壊れても働き続けることができる、唯一再生する臓器です。そのため、疾患が進行するまで症状が出ないことが多々あります。これが、肝臓が沈黙の臓器と言われる理由です。

肝炎の原因の多くはウイルス性ですが、最近ではアルコールや肥満が原因の肝炎が増えています。自分の食生活を見直し、様々なはたらきを担う肝臓を労わりましょう!

~肝臓の働き~

肝臓は私たちの体の中で、主に次のような重要な役割を担っています。

  • 代謝と貯蔵:食物から摂取した栄養分を代謝してエネルギーに変換し、余った分を貯蔵します。

  • 解毒:体内に入った有害物質を無毒化し、排出します。

  • 胆汁分泌:脂肪の消化に必要な”胆汁”を生成します。

そのほかにも、栄養と一緒に入ってきた細菌を排除する免疫機能など、肝臓の働きは多岐にわたります。 つまり、体に入ってきた余計な栄養分・毒は肝臓に負担をかけていくのです!

肝障害の推移と原因

正常な肝臓から、慢性肝炎、肝硬変、そして肝ガンへと進行していく可能性があります。肝障害の主な原因は以下の2つです。

  • アルコール性:通常5年以上の過剰飲酒によって炎症が起こります。アルコールが代謝される時にできるアセトアルデヒドが肝細胞を傷つけ、それに加えて過剰なエネルギーが中性脂肪となり肝臓に蓄積することが原因です。

  • 非アルコール性:過食や運動不足によって消費しきれないエネルギーは中性脂肪となり肝臓に蓄積します。この状態を脂肪肝といい、これが続くとやがて炎症が起こります。

再生するから大丈夫?

「肝臓って再生するから大丈夫じゃない?」と思ったあなた! 確かに軽い炎症では生活習慣を改めることで回復しますが、炎症を繰り返すうちに肝細胞が線維化を起こし、肝硬変に至ります。肝硬変まで悪化してしまうと元のきれいな肝臓に戻らなくなってしまいます。

肝臓をいたわる食事

大切な肝臓を守るために、日々の食事で以下の点に気をつけましょう。

  • 過度な飲酒・暴食を控える

    揚げ物ばかり、炭水化物ばかりなど偏った食事を避け、バランスの良い食事を心がけましょう。

  • タウリンを含む食材を取り入れる

    しじみ・タコ・エビには肝細胞の膜を強化し、肝臓の解毒作用を高める働きをするタウリンが豊富に含まれます。積極的に食べましょう。

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